カテゴリ: ポケモン


1: 名無しさん@おーぷん 2017/09/14(木)13:34:01 ID:gPu
本拠地、バトルスポットで迎えたシングルフリー戦
先発の襷マンムーが種マシンガンで即死、後続も勢いを見せず惨敗だった
コロシアムに響く観客のため息、どこからか聞こえる「今年はレート1300台だな」の声
無言で帰り始めるポケモン達の中、初代の御三家カメックスは独りボールの中で泣いていた
トリプルバトルで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今の第7世代で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」カメックスは悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、カメックスははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいボックスの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って努力値の再調整をしないとな」カメックスは苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、カメックスはふと気付いた

「あれ・・・?ロケット団員がいる・・・?」
BOXから飛び出したカメックスが目にしたのは、タマムシシティを埋め尽くさんばかりのロケット団員だった
千切れそうなほどにベトベターが振られ、地鳴りのようにドガースの爆発音が響いていた
どういうことか分からずに呆然とするカメックスの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「カメックス、ロケット団アジトの攻略だ、早く行くぞ」声の方に振り返ったカメックスは目を疑った
「ピ・・・ピジョット?」  「なんだカメ、居眠りでもしてたのか?」
「め・・・めざパ氷?」  「なんだカメックス、かってにサンダースに変な名前を付けやがって」
「ニドキング・・・」  カメックスは半分パニックになりながらメニューのポケモンを開いた
カメックス  ピジョット  ニドキング  サンダース  ユンゲラー  おしょう
暫時、唖然としていたカメックスだったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
タマムシデパート屋上の女の子から技マシン13を受け取り、ロケットゲームコーナーへ全力疾走するカメックス、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、BOXで冷たくなっているカメックスが発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

引用元: カメックス「どうすりゃいいんだ・・・」

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