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1: 名無しさん@おーぷん 2018/04/12(木)22:04:15 ID:pGr
本拠地、東京ドームで迎えた横浜戦
先発大竹が大量失点、打線もチャンスを活かしきれず惨敗だった
スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年は最下位だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、世界のコバヤシこと小林誠司は独りベンチで泣いていた
WBCで手にした喜び、悔しさ、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今の巨人で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」小林は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、小林ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って明日の対策をしなくちゃな」小林は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、小林はふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出した小林が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのように『野球場へ行こう』が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする小林の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「セージさん、守備練習早く行きましょう」声の方に振り返った小林は目を疑った
「す・・・鈴木誠也?」「おう小林、このバットを使ってみろよ」
「い・・・井端コーチ?」 「ボーッとしてる暇はないぞ。君は侍の正捕手なんだ!」
「小久保監督・・・」  小林は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:山田 2番:菊池 3番:青木 4番:筒香 5番:中田 6番:坂本 7番:鈴木 8番:松田 9番:小林 投手:石川
暫時、唖然としていた小林だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
炭谷からマスクを受け取り、グラウンドへ全力疾走する小林、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ベンチで冷たくなっている内川が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

引用元: 小林「どうすりゃいいんだ……」

3: 名無しさん@おーぷん 2018/04/12(木)22:10:14 ID:O3A
小林の成績ハラデイ

4: 名無しさん@おーぷん 2018/04/12(木)22:15:12 ID:pXp
>>3
小林誠司(28).500(26-13) 1本塁打 6打点 OPS1.217

5: 名無しさん@おーぷん 2018/04/12(木)22:18:16 ID:N2p
>>4
これは世界

6: 名無しさん@おーぷん 2018/04/12(木)22:18:50 ID:AZo
>>4
悪魔と契約でもしたか?

7: 名無しさん@おーぷん 2018/04/12(木)22:18:58 ID:cZt
>>4
落ちたな

8: 名無しさん@おーぷん 2018/04/12(木)22:23:39 ID:sOT
>>4
これはモリーナとB9を競った男

11: 名無しさん@おーぷん 2018/04/12(木)22:39:07 ID:pl7
小林に代打内川が送られたことを思い起こさせる渋い作品

9: 名無しさん@おーぷん 2018/04/12(木)22:29:47 ID:O9j
自身の成績が上がる代わりに贔屓の戦績が下がるボタンでも押したんやろ

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