1: 名無しさん@おーぷん 2016/10/18(火)21:43:59 ID:4Sa
本拠地、後楽園ホールで迎えた笑点公開収録
新メンバー三平が大量失笑、ベテランメンバーも勢いを見せず惨劇だった
ホールに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年は試聴率10パーセント割れだな」の声
無言で帰り始めるメンバー達の中、笑点の最年長メンバー木久扇は独り楽屋で泣いていた
座布団10枚で手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できる笑点メンバー・・・
それを今の笑点で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」木久扇は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、木久扇ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たい畳の感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってラーメン販売をしなくちゃな」木久扇は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、木久扇はふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
楽屋から飛び出した木久扇が目にしたのは、後楽園ホールの外まで溢れんばかりの観客だった
千切れそうなほどに笑点の旗が振られ、地鳴りのように笑点のテーマが響いていた
どういうことか分からずに呆然とする木久扇の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「キクゾウ、公開収録だ、早く行くぞ」声の方に振り返った木久扇は目を疑った
「み・・・三波さん?」  「なんだキクちゃん、居眠りでもしてたのか?」
「ご・・・五代目圓楽師匠?」  「なんだキクちゃん、かってに圓楽さんの名を襲名しやがって」
「歌丸師匠・・・」  木久扇は半分パニックになりながら笑点のステージを見上げた
司会:三波 1席:歌丸 2席:木久蔵 3席:圓窓 4席:圓楽 5席:こん平 6席:小圓遊 座布団運び:松崎 アシスタント:内川

暫時、唖然としていた木久蔵だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「ウケる・・・ウケるんだ!」
内川から扇子を受け取り、笑点のステージへ全力疾走する木久蔵、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、真金町の自宅で冷たくなっている80歳の老咄家が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

引用元: 林家木久扇「どうすりゃいいんだ…」

3: 名無しさん@おーぷん 2016/10/18(火)21:50:15 ID:P1z
>地鳴りのように笑点のテーマが響いていた

想像したら草生えた

6: 下等生物のそして勃起インポ◆S7QfciXkeY 2016/10/18(火)21:58:49 ID:G8T
>>3

7: 名無しさん@おーぷん 2016/10/18(火)21:59:20 ID:uHp
>>3
これはほんま草

5: 名無しさん@おーぷん 2016/10/18(火)21:58:17 ID:aay
大量失笑すき

9: 名無しさん@おーぷん 2016/10/18(火)21:59:36 ID:XxT
アシスタントが内川で草

10: 名無しさん@おーぷん 2016/10/18(火)21:59:58 ID:vjP
大松「失笑は堪えきれずに笑いが漏れることだぞ」

14: 名無しさん@おーぷん 2016/10/18(火)22:01:35 ID:4DF
>>10
ファッキューマッツ

4: 名無しさん@おーぷん 2016/10/18(火)21:55:10 ID:LIb
まーた猫びいきと関係ない部がまとめるのか
ワイは猫びいきさんはランサム色、関無部さんは野獣色で

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