1: 名無しさん@おーぷん 2015/12/26(土)23:00:20 ID:oaE
    彡(^)(^)(せや、こういうお嬢様タイプの女の子は叱られた事がなくて叱ったり怒ったりすれば惚れてくれるはずや!)

    お嬢様「あ、花瓶の水変えておきますね!」

    彡(゜)(゜)「なんでそんな事するんや!」バシーン!!


    彡(゜)(゜)(あの日から二週間。お嬢様にビンタしたワイは教師に捕まって説教された上に一週間の停学処分…本来なら退学処分やけどお嬢様がそこまでしなくていいとの事で退学処分になった)

    彡(゜)(゜)(クラスメートと教師全員敵に回したみたいや。登校初日にクラスメートのヤンキー男子にボコられ机や椅子、下駄箱にイタズラされた)

    彡(゜)(゜)(お嬢様の父親に激怒されてパッパとマッマと3人で土下座もした。そのせいで親からも縁切りされた)

    彡(゜)(゜)(ちなみにお嬢様はワイのせいで軽い男性恐怖症になったらしい)

    彡(゜)(゜)(……)

    彡(^)(^)(計画は完璧やな!あとはお嬢様に告白されるのを待つだけや!)

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    1: 名無しさん@おーぷん 2015/12/26(土)23:25:03 ID:ED1
    本拠地、郵便局で迎えた元旦
    先発手書きが大量失点、あぶりだしも勢いを見せず惨敗だった
    郵便局に響く人々のため息、どこからか聞こえる「今年はラインであけおめだな」の声
    無言で帰り始める職員達の中、かつての恒例行事年賀状は独り机で泣いていた
    過去に手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できる新年のあいさつ・・・
    それを今の日本で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
    「どうすりゃいいんだ・・・」年賀状は悔し涙を流し続けた
    どれくらい経ったろうか、年賀状ははっと目覚めた
    どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
    「やれやれ、帰って嵐にもっとCMを頼まなくちゃな」年賀状は苦笑しながら呟いた
    立ち上がって伸びをした時、年賀状はふと気付いた

    「あれ・・・?配達してる・・・?」
    ベンチから飛び出した年賀状が目にしたのは、道路まで埋めつくさんばかりの配達バイクだった
    千切れそうなほどに年賀状が仕分けられ、地鳴りのようにバイクのエンジン音が響いていた
    どういうことか分からずに呆然とする年賀状の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
    「年賀状、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った年賀状は目を疑った
    「お・・・おせちさん?」  「なんだ年賀状、居眠りでもしてたのか?」
    「た・・・たこあげさん? なんで空に」  「なんだ年賀状、かってにたこあげを地面におとしやがって」
    「お歳暮さん・・・」  年賀状は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
    1番:たこあげ 2番:お歳暮 3番:年賀状 4番:おせち 5番:鏡餅 6番:コマ回し 7番:書初め 8番:七草がゆ 9番:門松
    暫時、唖然としていた年賀状だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
    「祝える・・・祝えるんだ!」
    若水から宛先を受け取り、ポストへ全力疾走する年賀状、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

    翌日、ベンチで冷たくなっている年賀状が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

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